~ 完全手作りの全工程 ~
绞染/扎染
(絞り染め)
作り方
1.『 絞布 』 / この絞り方でデザインが決まります
1. 先ずは、白色の手織りの木綿(下地)を準備します。
2. 染料が下地に、染み込み易くするため、
「草木灰」で漂白し、脂質を取り除きます。
3.下地を乾かした後に、
煮て火を通した「里芋」を下地の裏側に塗り込みます。
里芋が乾いた後に、「牛の角」で平らに形作ります。
※こうすることで、下地の表面に凹凸が無くなり、
染料を行きわたり易くするのです。
4. 準備ができた木綿を、自由に折ったりし、
後は、きつく糸で「絞り・縛り」ます。
※ この時の「折り方」「絞りの強弱」によって、
完成時のデザインが、大きく変わります。
※ どんな仕上がりになるか・・・今から、楽しみですね。
ご一読、ありがとうございました。
是非、SHOPにも、足をお運びください。
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(商品写真、詳細説明がございます)
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安心してご購入ください。
実は、店長の私も、绞染と呼ばれる伝統技術を
学んでいます。
※绞染・扎染とは、日本語で「絞り染」とも
呼ばれる伝統技術です。
王师傅の奥さま・袁老师が私の師匠です。
今回は、私自身が制作した绞染をもとに、
皆さまへ作り方をご紹介します。
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2.『 染色 』 / 下地を染料で染めましょう
1. 染める前に、先ずは、下地を水の中によく浸します。(5分ほど)。
※ 絞り布の中の空気を完全に抜きます。
そうすることで、デザインを安定させ、染まりもよくします。
※ 下地から空気が出なくなれば、OKです。
2. 植物性の染料(※1)の中に、下地を6分間漬け込みます。
※ 通常は、1回につき、5~6日間ほど、染料に漬け込みます。
しかし、王师傅はドイツ製の高品質な染料を使用しているので、
短時間で、ムラなくキレイに染まります。
3. キレイに染め上がった下地を、先ずは水で、しっかりと洗います。
(手で簡単に洗う程度でOKです)
※1 染料は、「タデ科の天然植物から採れる インディゴ 」を
使用しており、安全です。
1. 水で洗い、染料が落ちなくなったのを確認したら、
先ずは、堅く縛った糸を解きます。
※ この時、糸を完全に全て解くまでは、布を開いてはいけません。
染料が、白い部分に移り、デザインが壊れてしまいます。
2. 完全に糸を解いたら・・・・お待ちかね! 布を開きます。
※ この瞬間が、一番の楽しみです。
自分の想像通りのデザインなのか・・・それ以上にキレイなのか。
何作も作っている私でも、毎回、緊張する瞬間です(笑)
3. 最後に、お水でしっかりと洗い、染料を安定させます。
※ 今回は、王さんのお店で制作したため、宣伝も兼ねて(笑)
雄大な凤凰の川の水で洗いました。
本来は、お湯で洗い、染料を安定させます。
※ 場合によっては、市販の「色止め薬」を使うこともありますが、
自然の風合いを好むので、私は使用していません。
3.『 洗布 』 / 糸を解いて、しっかり洗いましょう
1. 川の水?(笑)で、しっかりと洗い、染料を安定させた後は、
しっかりと乾かします。
※ こうすることで、染料がより安定します。
2. 完成した後は、自己満足に浸ります。
4.『 完成 』 / 美しい幾何学模様の出来上がりです
国籍 : 日本
住所 : 日本・神奈川県/中国・上海
年齢 : 36歳
<紹介 >
・英語、中国語を話せます。
・上海の国営企業と合同プロジェクト検討中。
・北京の銀行系投資ファンドと個人コンサルタント契約中。
・中国人向けに、日本語教室を主催。
< 経歴 >
・半導体メーカー 開発設計
・経営コンサルタント
・マーケティング
< 店長からの一言 >
まだまだ、日本では知られていない蜡染。
使い方にも、まだまだ色々な可能性があると思います。
不明点等、何なりと、お問合せください。
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